ネットショップをひとりで運営するには膨大な時間が必要となってしまい、お客様に商品が届くまで日数がかかってしまいます。そんな時は、チームで分担しながら作業を行い最短で出荷できるように努めましょう。
ネットショップの原点は商売であり、顧客視点で何をするべきかを考えることにあります。
その様な視点で、チームでネットショップを運営するコツをお伝えいたします。
【ネットショップ運営における注意点】
①ネットショップは店舗を構えない無店舗運営と考えがちですが、実際は受注を行う事務所や出荷を行う作業場所などが必要となり、店舗ほどではありませんがある程度の空間が必要となります。
②ネットショップは大手から個人事業主まで様々な規模の会社が参入してきている市場です。自分のショップは何をお客様に提供し、何を実現したいのかを明確に持ってショップ解説をしましょう。
③ある程度の規模まできたら複数人で業務を分担して作業を進めましょう。無理せず、お客様第一で考えた運営を心がけてください。
【おすすめのネットショップ運営する為のチーム編成】
ネットショップ運営はチームで行うことが増えてきました。
以下の大まかな流れを個々に分担して、お客様に商品が届くまでをフォローしていきましょう。
ここで考えるべきは、チームの編成です。
売上規模などによって変わってきますが、LokahiLabがおすすめするのは3チーム編成です。
チーム1:仕入・ショップ作成チーム
仕入を行い、その商品の良さやお客様に刺さる点を理解しているのがこのチームです。よって、商品の写真を撮影し、商品ページをショップ内に掲載するまでが仕事となります。
チーム2:受注・カスタマーサービスチーム
お客様からの受注を全て統括して管理し、お客様対応も行うチームです。一番大切なお客様と関わるチームなので、接客経験者の採用をおすすめいたします。また、商品の在庫管理やセールなどの企画も行い、売れるショップをチーム1と一緒に作っていく仕事です。
チーム3:商品準備・出荷チーム
チーム2から受注情報を受け取り、期日に合わせて商品の検品と梱包を行い、出荷するチームです。
お客様が実際手に取る商品を取り扱うため、慎重に作業を進めていかなければいけません。
この様に3つのチームを大きく「商品を理解し、語れるチーム(チーム1)」「お客様対応のスペシャリスト(チーム2)」「出荷の正確性と対応力(チーム3)」に分けることで個人の能力を発揮しやすい場所へ配置することができます。
チームで仕事するというのはパズルのピースをどの様に組み合わせることで、生産性良く進める事が出来るのかという事を敷き詰めていくことにあります。
個々のパフォーマンスが最大化することで、ネットショップの利益も最大化でき、働くスタッフも満足度が高まる仕組みをチームという形で考えてみてください。
【アウトソーシングとのバランスの取り方】
チーム編成をしたくても、人員がここまでいない。
でも、この仕事はあの人に任せてクオリティを上げていきたい。
という相談をよくいただきます。
その様な場合は、アウトソーシング(外部委託)を模索してはいかがでしょうか?
アウトソーシングは色んな分野に分かれており、受注代行・出荷作業代行・ショップページ制作代行など様々あります。
自社に足りない部分だけを、外部委託してチームメンバーを集中させることで生産性を上げることも可能です。
ただし、仕入などはショップコンセプトに関わってくるのでアウトソーシングは行わずに自社で行うことをおすすめいたします。
【最後に】
いかがだったでしょうか?ネットショップをチームで運営するにはチームメンバーの特性を理解し、適した配置を行うことにあります。
そして、チーム編成を行う先には、選び抜かれた素晴らしい商品をお客様のもとにスピーディーに正確にお届けを行うことにあります。
そして、お客様の疑問や不安を解決していくのも仕事です。
ネットショップの原点は商売です。ITを駆使してるからといって、お客様の心は一足飛びに解決はできません。丁寧に1つ1つ仕事をしていくために組織編成をしっかり考え、ショップにマッチした解決策を見出してみてください。
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