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執筆者の写真DAI ABEMATSU

ウィズコロナ時代はアナログとデジタルの融合が今後の未来を切り開く?

コロナ禍において、デジタルへの舵取りをする政府の方針や企業が相次ぎましたが本当にデジタルに振り切ってしまっていいのか?という議論があるのも事実です。

ここでは、筆者がWEBマーケティングをサラリーマンとして継続しながらECコンサルティングを行っているからこそ気づいたアナログの大切さを含めてお伝えいたします。


–デジタル時代の到来と一気に舵を切りすぎた世界–


コロナ渦前から、デジタル化はどんどん進んではいましたが、コロナ禍になり一気に非接触という文化が現れ、デジタル化が今までにないスピードで浸透し始めました。

テレビ会議システム、チャットシステム、イーコマース、検索用ポータルサイトなどインターネット上で商売をしていない会社であっても、どれかにはコロナ禍で触れているのではないでしょうか。

デジタルは確かに便利であって、時間を短縮したり場所を選ばずに仕事ができる環境になりまいした。

得られた物の代わりに、失ってしまった物はあるのでしょうか?

WEBマーケッターとして、感じるのは「信頼性」です。

アナログ時代にはあまり気にしていなかった「信頼性」や「信憑性」がデジタル時代一気に舵を切り過ぎた事により、担保できずに人間の心のどこかに不安を抱かせているのではと感じています。



-デジタルの物足りなさは、アナログの良さ-

アナログは時間の縛りが発生したり、場所の制限がかかってしまいますが相手の顔や表情、態度などを確認できるところにメリットがあります。

もちろん、Zoomなどでも確認できますが、画面越しと実際会うのでは伝わり方が変わってまいります。

商品で言うと、質感や大きさなど実際の商品と画像では差が出てしまうのも事実です。

EC担当者の目線からすれば、なるべく詳しく寸法や材質名を記入していてもお客様のイメージとピッタリ合うことは少ないと感じます。

上記のような事がきっかけのクレームも多い為、「信頼性」「信憑性」が置き去りになっている事の証明ではないでしょうか。

-信頼性をデジタルの世界に持ってくるには?-

では、置き去りになっている信頼性をどの様にデジタルの世界にもってくるべきなのか?

WEBマーケッターとしては悩む課題です。


答えとして、最近感じるのはアナログの世界で1度触れてもらう事です。

購入でなくてもいいので、1度でも「目にする」「触れる」「リアルな人から聞く」が信頼性を大きく向上させてくれます。

大手メーカーや大手小売業はそれに気づき始めており、ウィズコロナ時代に対応する為に、ショールーミングの施設を展開し始めております。

中小企業からすれば、売上の上がらないただの箱であり、家賃などの経費だけが損益表で見えてくるので手が出さないという結論になってしまうかと思います。

しかし、ウィズコロナ時代では人はアナログでしか伝えれないことを求めてきます。

現実、2022年の京都の祇園祭は7万人を超える人出となっており、体験をしに街に人が繰り出していました。


初心者は売上が上がらなかったりすると、広告費が足りない!

と思い広告費を突き込んだり、広告費がかけれないと撤退する傾向があります。

単純にWEB広告を配信するのではなく、今までのお客様の声・リアル店舗・キャンペーン企画などを上手く活用していく事でリアル感をデジタルで表現し、生き抜く活路は見いだせます。




-最後に-

アナログの良さは「信頼感」です。

デジタルの良さは「利便性」です。

この2つを理解して、広告を出す場所やキャンペーンの方法を試行すれば活路が見えてくるのではないでしょうか。

ウィズコロナ時代では世界的に、この動きは出てくると予想できます。

遅れを取らないために、購入いただいているお客様をどれだけ知っているのか?

がポイントになってきます。

売れたら終わりになっているのであれば、間違いです。

購入の動機、購入後の感想、他社と何が自社は違うのかなど、お客様に聞いていきましょう。

そこに、大きなヒントが眠っています。








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